K.P.M. (1763−1918) ドイツ
K.P.M.とは、フリードリッヒ2世の時代からドイツ革命までの Koniglich Porzellan
Manufaktur (王立磁器製作所)を意味する銘の略。
1763年、フリードリヒ大王がベルリンの磁器窯を莫大な金額で買収し、当時のマイセンの有能な陶工を集め、その名も「王立磁器製作所」としたため、その略称の銘から一般にK.P.M.と呼ばれるようになる。
その作品は、王室使用または外交用贈答品に限定して制作され、その作風はきわめて上品で繊細・優雅な貴族趣味に貫かれており、陶工はもとより材料の胎土から絵具にいたるまで、当時の最高のレベルのものを惜しみなく使用している。そのため民間の窯の作品とは一線を画している。
バロック・スタイル、ロココ・スタイルの陶板画がつとに知られており、モチーフとして17、18世紀の古典的名画を模写したものが有名です。しっとりとした肌の色や透き通る瞳などに、絵画では表現し得ない陶板画のすばらしさを感じ取ることが出来る。
ドイツ革命後、王立から国立磁器製作所となり、第1次世界大戦の終結と同時に消えていった。
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髪飾りの女性 1880年頃

青い髪飾りの女性 1880年頃 |