マイセン Maissen (1710− ) ドイツ
東洋磁器の収集家であったアウグストゥス2世の命令で、ヨハン・フリードリッヒ・ベドガーが、1709年にヨーロッパ最初の磁器を発明し、翌1710年にマイセン窯が設立されました。
その名をヨーロッパ中に知らしめたのは、天才画家ヘロルトと、彫刻家としてすでに名を成していたケンドラーでした。
ヘロルトは、中国磁器や日本の柿右衛門から着想した文様を多く生み出しました。
ケンドラーは、動物・鳥そして人物の彫刻を磁器の上に表現しました。
これらの人形像・置物類は、当時のバロック・ロココスタイルの室内装飾として重要な伝統様式となり、以後マイセン窯は栄華を極め、金銀や宝石にもならぶ価値あるものとして王侯貴族たちにこよなく愛されました。

花と子供 1880年頃